結果主義で疲れる世界を、アバッキオの同僚の言葉で分析する
どうも、ジョジョ大好き、りーです。
突然ですが、結果だけを求める世界って辛くないですか?
どんなに努力しても、陰ながらみんなを助けていても、
結果が出なければ、すべて無意味
結果は大切かもしれませんが、それだけだと冷たいし、疲れますよね。
そんな、結果だけを求めて疲れた人へ、この言葉を贈ります。
私は「結果」だけを求めてはいない。
「結果」だけを求めると、人は近道をしたがるものだ。
近道をしたとき、真実を見失うかもしれない。やる気もしだいに失せていく。
アバッキオの同僚のしびれるセリフです。
結果だけを求めると
・近道をしたがり
・真実
・やる気を失う
とあります。
今回は、アバッキオの同僚のセリフ元に、結果主義についてサクッと語ります。
結果主義と成果主義の違い
結果主義と、成果主義は似ていますが、少し違います。
・結果主義
→仕事による結果を数値化し、その値によってのみ評価する。過程は見ない。
・成果主義
→結果主義と同じように、数値によって評価する。しかし、職種や仕事状況、チームの和なども見る。
一般的に、営業などで使われるのは、結果主義の方です。
私が営業をやっていた場所も、結果を出す人がすべてでした。何をいっても、数字を出しているから正しい。
数字が上がれば、悪口でもなんでもまかり通る。冷たい世界でした。
当時は考えなかったですが、結果主義だとなぜ殺伐とするのか?
それは、
結果主義は、近道をしたがる
結果主義は、近道をしたがる。
そりゃ当然。結果さえ出せば、過程はどうでもいいからです。
1人のおかげで、
・周りの空気が明るくなった
・働きやすくなった
という変化が起きても、数字が出ていなければ、その人は会社で一番のゴミです。
数字だけを見る世界では、人間味がなくなるのは必然。
人間味がなくなった場所は、どういう感じになるか?
例えば、営業成績が貼り出されます。すると、数字の高い順に悪口をいっても許されるようになります。
たとえ表では悪口をいってなくても、会話のはしから、見下してる感がプンプンします。
結果主義でみんなが近道をしたがると、住みにくい苦しい世界が出来上がります。
私、この空気すごーく嫌いでした。
結果主義は、楽しさを見失う
結果主義は、楽しさを見失います。
よくある「お客様の笑顔のために!」は、お客様のために人間味を捨てろといっているのと同義です。
情弱を騙せ、知らぬが仏を利用しろ、ともいえます。
もともとあった、仕事への楽しみまで、結果主義のために少しずつなくなってきます。
お客様が困っていて、なんとか解決しても、数字に繋がらない行動なら意味がない。むしろ、そこに時間を裂くこいつはバカだとなります。
すると、親切でやっていたことも、どんどんバカらしくなってくるのです。
私が向いていなかっただけかもしれませんが、結果主義は楽しさを見失うことがあります。
次第にやる気も、なくなってきます。
そういう冷たい世界は、嫌です。
もし、かつての私のように結果主義で疲れた人は、アバッキオの同僚の言葉を思い出してください。
私は「結果」だけを求めてはいない。
「結果」だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ。
近道をしたとき、真実を見失うかもしれない。
やるきも次第に失せていく。
結果だけが、すべてじゃない。あなたの、真実、楽しさ、やる気を失わないでください。
+α セリフの続き(飛ばしてもOK)
アバッキオの同僚のセリフには、続きがあります。それが以下。
『大切なのは、真実に向かおうとする意志』だと思っている。向かおうとする意志さえあれば、いつかはたどり着くだろう?向かっているわけだからな・・・・・違うかい?
目標や夢を持つ人にとって、しびれる言葉です。
失敗しても「向かおうとする意志」があれば、夢に近づいているということ。
失敗は悪、という雰囲気がある日本でこそ、大切な考え方。
綺麗ごとだ!と思うかもしれません。でも、アバッキオが最後に「うらやましいな・・・」と話してますよね。
「綺麗ごと」であることは、わかっているのです。あなたもそうでしょう?
夢を持つ人は、綺麗ごとだとわかっていても目指すことを求められます。
根拠のない自信でさえも味方にすることで、夢が掴めるのです。
「向かおうとする意志」だけは、失くさないで生きたい。
アバッキオの同僚、素晴らしいメッセージ。
やっぱ、ジョジョ好きだわ。