小さな秘密基地

YESのいい子卒業宣言!

22歳まで優等生、いわゆる「いい子」で生きてきた凡人が「個性と才能」を見つけ、自立するためだけのブログ

「才能を潰す」3つのことわざ、日本で才能が埋もれる理由。

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どうも、りーです。

最近思うのですが、日本って、天才が少ないと思いませんか?

いろいろ問題はありますが、その1つは教育です。

天才として生まれても「才能を見抜けず、凡人に」。

今日は、才能を潰す日本のことわざと、その理由をご紹介します。

十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの人

幼少時代は並外れていても、成長するにつれて平凡な人になってしまうこと。

そりゃそうですよ。才能を、磨いてあげようとしてないのですから。

二十過ぎればただの人って、子の才能を見つけても、ほったらかしだったということです。

でも、親としては、
元気に育ってくれさえすればいい。

たしかに大切です。健康が第一。けれど、もう次の段階にいってもいいですよね?

健康もちゃんとみつつ、何が得意で不得意か見抜いてあげる。

子供は、才能を磨くぞ!なんて自分から考えることは、ほぼありません。

親が「あれ?これは!」という部分を見つけたら、導いてあげる必要があります。

ほったらかしのままなら、才能は埋もれます。

神童がただの人になる前に、育ててあげないと。二十歳過ぎたら、子供も得意なことを忘れて、「私のやりたいことってなんだろう?」って悩みますよ。

忘れている分、大変な思いをすることになります。

健康だけじゃなく、才能まで見てあげることが、これからの教育です。

出る杭は打たれる

頭角を現す人は、人から憎まれたりねたまれたり、非難されて制裁を受ける。

日本の社会は、少し違った個性の人を排除しようとする傾向があります。

会社を辞めて起業、夢を追うために退職。ダメ!という声が聞こえてきそうです。

人とは異なる道、新しいことをしようとすると、周りに人が安心できないため、叩かれます。何とか元の位置で、落ち着いてもらいらいんです。

・どうせ無理でしょ
・そんなことしてないで、はやく
公務員になりなさい
・甘いよ

社会風土なので、人から言われるのは、もう仕方ないことです。

問題なのは、自分との会話のときも「否定語」が浮かんでくる点。


挑戦してみたい!やっぱ無理だろうな。
夢を実現したい!アホか、手堅くいけよ。

自分との会話のときに、否定の言葉が浮かんできて、諦めることがあります。

長年の教育で、体に染みついてるため、他人ではなく、自分が自分を否定して説得するようになっています。

案外、自分が自分の「出てきた杭を打っている」ときが多いものです。

能ある鷹は爪を隠す

才能や実力のある者は、軽々しくそれを見せつけるようなことはしないというたとえ。

どうだ凄いだろ!と見せびらかすのは三流です。でも、適度に発揮する必要はあります。

才能や、能力も発揮するからこそ、誰かが見つけてくれる可能性も高まるし、磨かれていきます。

みんなと違うから、才能を発揮しないで、親が囲い込む。二十過ぎれば、ただの人。

残念で仕方ないですよね。悲しすぎます。これからは、

「能ある鷹は、爪の使いどころを知っている」

才能がプラスに向くように教える方が、将来や自己実現のためにも良いです。

才能を隠すことを辞め、使えるところでは使っていきましょう。

アメリカと比較、天才集団「メンサ」会員数の差

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アメリカと日本、天才集団「メンサ」の会員数は、10倍以上の差があります。


人口比を加味しても、10倍以上です。

といっても、メンサって何?なりますよね。

メンサ
※IQテスト(知能指数テスト)で全人口の上位2%以内のスコアを出した人が入れる非営利団体。


各国の会員数をみると、

1位 アメリカ 50000人
2位 イギリス 22000人
3位 ドイツ     12500人
4位 オランダ   4500人
5位 スウェーデン 4000人 
・・・
12位 日本 1500人

母体はイギリス。ヨーロッパは、認知度が高いため、上位に位置しています。

でも、1位アメリカ「メンサ会員、5万人」はスバ抜けて多い。多すぎ!

アメリカ称賛をしたいわけではありませんが、「才能の発掘」にとても熱心だということです。

・iPhone
・Windows
・天才ハッカー

才能が溢れる人たちを想像するとき、日本よりアメリカの方が、すぐに浮かんできませんか?

なぜ、こんなに差があるのでしょう。理由は、

日本にも天才はたくさんいるが、見抜く仕組みがないから。

天才がいても、問題児扱いされて終わり。

才能を磨く教育は、手つかずです。

よく本やTVで、天才を育てた母親などが、特集されますよね。

あれって、ものすごい特別なことをしたのかというと、そうではありません。

子供の才能を見つけるために努力し、見つけたら全力で磨いてあげただけです。

「才能を見つけてあげる」という視点を、親が持つことは、子供の将来にとてもプラスに働きます。

中、高、大、学歴を求めて血眼になるより、「子供の才能を見抜いてあげることが、一番のプレゼント」です。

大学出ても、私って何がしたいんだろう?わからない。

そんな人が、たくさんいます。私もそうです。

原因は1つ。親と子が、才能に対して真剣に取り組んでいないから。

もっと才能について、考えてあげないといけません。

「私にはなにができるのだろう?」という疑問は、子供が大人になってからも、ずっとついてきますからね。

才能は、早いうちに見つけてあげるのが、一番良い。

日本も才能については、もっと真剣になる必要があります。

才能を加速させる、飛び級制度がない

日本には、才能を加速させる、飛び級制度がない。

アメリカの授業は、単位制。

理解できれば、高校1年から大学の教育を受けることも可能です。

飛び級制度、本気で必要だと考えています。

あなたの学生生活を振り返えると、あいつってもしかしたら、天才だったんじゃ・・・という人いませんか?

成績が飛びぬけているとか、発想がすごい、周りと話が合わなくて不登校になったとか。

飛び級があると、分かり切っている問題、合わない環境から抜け出し、先へいけるため、何倍ものスピードで将来に投資できるようになります。

どうして採用しないのでしょう。

今のままだと、親が見抜けるかそうでないかで、子供の将来が大きく左右されてしまいます。

「子供の才能を、どう見つけ磨くか?」については、国を挙げて制度を作ってもいいくらいです。

親は、才能を見抜く教育を受けたわけではないから、国も助けてあげないと、発展できないのです。

飛び級が、もっともよい方法とはわかりません。
けれど、早く手は打つべきです。

みんな同じ基準の勉強だ!周りと違うやつはおかしい!といっている間にも、貴重な才能が埋もれているのですから。


才能について、あなたはどう考えますか?