ニートと働くこと、本当につらいのはどちらか?
働き出したニートは何を思う。
どうも、りーです。
ニートだった私が、今や週5で働き、休日はボランティアをしている。
ウソみたいな変化だ。
今日は、ニートだった頃と今の働く自分比べ、どちらがつらいのか書いていきます。
肉体面でつらいのは?
ニートと働くこと、肉体面でつらいのはどっち?
当然、もちろん、誰が考えても、働くことだ。
ニートの生活というのは基本、ネット、ゲーム、散歩、運動、親からの文句、TUTAYAでめぐりめぐる。
気づいていただけただろうか。疲れる要素が運動しかない。ネットやゲームなど、多少は疲れるが、働くほどではない。
ニートのとき、普通の生活では体力が余って寝られないため、寝るために運動していたといってもいい。ニートと娯楽はセットだから、やろうと思えばほぼ永遠に続けられるのかもしれない。
それくらい肉体面では、働く人より、最強のアドバンテージを得られているのだ。
けれど、働くと話は違ってくる。
・仕事そのものの疲れ
・人間関係のストレス
・考えることの多さ
これだけで、疲れる疲れる。
帰ったらあれやろうかなーと思っていても、できない。眠いから。仕事後に自己研鑚をする人は凄いと思う。
たしかに、東京で働いていたときは、遅く帰ってきて3時間仕事の勉強をすることもあった。でもあれは、精神的に追い詰められてやっていた感が否めないで除外。
働くことは、肉体面でいえば疲れるだけ。メリットはない。
ニートは疲れが少ない。ほぼ最強といってもいい。
しかし!ニートに戻りたいとは思わない。なぜか?
それは次の項目、
精神面でつらいのは?
ニートと働くこと、精神面でつらいのは、明らかにニート。
・ブラックで働いている
・ニートのつらさに耐えられる才能がある
という人は別。自分が働くことにある程度満足し、普通に暮している人と比べるとニートの方がつらかった。
生きているだけでなくなるお金、娯楽の後に襲ってくる虚無、孤独感。
踏み出したいけど、自堕落な生活に慣れて行動できなかったり、漠然とした将来への不安だったり。
ストレスでいえば、普通に働いているときよりも、重く暗い。うそだろ?と思うかもしれないが、ニートの方が精神的な重圧はすごい。
最初の1、2か月はへっちゃらだが、その後は「お前、そのままでいいんか?」という声が、毎瞬間やってくる。
ゲームをしてひと段落、お前そのままでいいんか?
2度寝して起き天井を眺める、お前そのままで・・・
ご飯を食べる、お前・・・
鏡を見て、今の自分の状態を考えるのは怖いから、さっと通り過ぎるようにすらなる。
このときの精神的なストレスは半端ではない。なまじ時間があるため、毎瞬間のストレスにお菓子で対抗。
仕事をしている今より、ストレスでニートのときの方が太っていた。
しかし、ニート時代に気づいたこともある。それは、働くって人間には必要なことだったんだ。そんな単純な事実。
生活のためのお金もそうだが、一番は充実感、触れ合いながら誰かの役に立つということ。
そう考えると、定年退職しても、自分が好きなことで仕事を作りだし、働いていたいとすら思う。
だから、サドベリースクールを自分で作りたい。だれかのもとで働くのには、定年という終わりがあるからだ。
事実、退職した母親は1年で仕事に復帰している。ただ家にいて遊ぶだけでは、人間持たないのだろう。
ニートを経験したやつの言葉だが「自分の好きなことで仕事を作る」というのは、バカにしてはいけないし、早く目指す必要すらある。
今は会社などで仕事をし、個人、社会的にも充実していても、退職したあとはやることが思いつかないのは、絶対つらい。
好きなことを見つけるのは仕事をしながらでもいい。育てるのも仕事をしながらでもいい。
今より若い日はないから、動き出すのは早いにこしたことはない。若い方が失敗が許されるし、トライする時間が多い。
定年退職後というのは、はっきり言えばニートだ。
仕事を何十年頑張った後だろうが、与えられる時間、やってくる虚無感はニートと同じになるだろう。
いつまでも問われ続けることになる。
「お前、このままでいいのか?」と。
今ニートの人、定年後のニート予備軍の人も、夢中になれることを1つでもいいから見つけておくことが必要だ。働くより、ニートの方がつらいから。
そして、少しずつ
好きなことを育てておいてほしい。
私も今、それに挑戦中です。