子供の気持ちを無視した習い事は、サボるよねって話
どうも、りーです。
あなたは子供の頃にやっていた「嫌いな習い事」はありましたか?
私は、嫌いな習い事が2つ。
公文、空手。
サボる方法はないものか?と子供ながら、必死に考えていました。
今回は、サボりの経験、子供の気持ちを無視した習い事について書いていきます。
桜咲いたら、公文をサボった
確か小2です。
学校のみんなが掛け算を習っているときに、公文では分数の割り算をしていました。
「分母と分子を入れ替えて計算せよ!」の意味が分からなすぎて、50問あるドリルを全問不正解したとき、人生初の絶望を味わったのです。
覚えています。
公文が終わるまで外で待っていた友達に、泣きながら「今日は帰ってもいいよ。終わらないと思うんだ、ごめん」と帰ってもらったこと。
結果、16〜21時まで泣きながら分数の割り算を解きました。
本当はスマブラでカービィを使う!と決めていた日です。同時に「公文、行きたくない」と考え始めた日でもあります。
次の週、また公文がやってきます。しかも、集団下校の日。
小2の私は、天才的なひらめきを得ます。こう思ったのです。
集団下校だから、公文に行かなくても大丈夫!
習い事から解放され、最高な気分で帰り、遊びまくります。
しかし、公文は甘くありませんでした。あろうことか、のりピー来てませんよ?と親に電話していたのです。
親が帰ってきて、公文行ったの?と聞かれ、行ったよと答えた後の悲劇は、思い出すのも恐ろしい。
エイヤ!と、空手をサボる
親「明日から空手あるからねー」我が家の習い事は、いつも突然始まってましたね。
気づいたら、エーイ!ヤー!と叫びながら、正拳突きをしていたのです。しかも週2。
平日は夜の道場に行き、休日はどっかの高校生と合同練習。
スポーツ系の部活でよくある、差し入れのとき。みんなが練習後の飯は美味い!と食べている中こう思っていました。
「なんでここにいるのだろう?帰りたい」
一度そう思ったら、何とかしてサボれないか考え始めます。
休日の練習は、先生が迎えに来るからダメ。なら平日はどうだろう?でも練習しないと空手着が濡れないからバレる。
結論は、
行ったフリして、その辺で時間を潰し、水道で空手着を濡らす。
1ヶ月に2回は、この方法でサボっていた。
サボったときは、親への罪悪感があったが、
「親を悲しませずに、嫌な空手を休む」には、これしか思いつかなかったのだ。
あなたも習い事、サボった経験ありますか?
子供のため!の無理やりは、愛じゃない
もちろん、親が習い事をさせるのは、子供への期待であり、関心がある証拠です。
とても感謝しています。
けれど、1つだけ忘れないで欲しいものがあります。それは、
「子供の気持ちを聴くこと」
親のこうなって欲しい!という思いは素敵ですが、子供の気持ちを聴かないなら暴力に近いです。
少なくとも突然降ってくる習い事に、私はそう感じていた。
子供の心を置き去りにし、雑誌やTVで習い事ランキングを調べ通わせる。
子供の意見を聴かずに進めるのは、運良く個性にはまらない限り、身につく速度はひどく悪いものになります。
サボることや、嫌だなと考えることにエネルギーを使うからです。
最悪、自尊心を奪っていくこともあります。
習い事に行かないと親に怒られる、でも行きたくない、サボる。こんな私はダメな人間なんだと、考えてしまう。
親が習わせたいものではなく、子供が自然に学びたいものに目を向けられないだろうか。
やってみるまで分からない。あとで好きになるかも。確かに、あるかもしれません。
しかし、習い始めた後、続けるのが当たり前ではなく、子供の気持ちもぜひ聴いてみて欲しいです。
実は親が喜ぶからという理由で、習い事をしているかもしれませんよ。
いつか子供ができたら、習い事の暴力だけはしたくない。
子供のころの習い事、あなたはどうでしたか?