小さな秘密基地

YESのいい子卒業宣言!

22歳まで優等生、いわゆる「いい子」で生きてきた凡人が「個性と才能」を見つけ、自立するためだけのブログ

子供の気持ちを無視した習い事は、サボるよねって話

どうも、りーです。

あなたは子供の頃にやっていた「嫌いな習い事」はありましたか?

私は、嫌いな習い事が2つ。

公文、空手。

サボる方法はないものか?と子供ながら、必死に考えていました。

今回は、サボりの経験、子供の気持ちを無視した習い事について書いていきます。

 

桜咲いたら、公文をサボった

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確か小2です。

学校のみんなが掛け算を習っているときに、公文では分数の割り算をしていました。

「分母と分子を入れ替えて計算せよ!」の意味が分からなすぎて、50問あるドリルを全問不正解したとき、人生初の絶望を味わったのです。

覚えています。

公文が終わるまで外で待っていた友達に、泣きながら「今日は帰ってもいいよ。終わらないと思うんだ、ごめん」と帰ってもらったこと。

結果、16〜21時まで泣きながら分数の割り算を解きました。

本当はスマブラでカービィを使う!と決めていた日です。同時に「公文、行きたくない」と考え始めた日でもあります。

次の週、また公文がやってきます。しかも、集団下校の日。

小2の私は、天才的なひらめきを得ます。こう思ったのです。

集団下校だから、公文に行かなくても大丈夫!

習い事から解放され、最高な気分で帰り、遊びまくります。

しかし、公文は甘くありませんでした。あろうことか、のりピー来てませんよ?と親に電話していたのです。

親が帰ってきて、公文行ったの?と聞かれ、行ったよと答えた後の悲劇は、思い出すのも恐ろしい。

エイヤ!と、空手をサボる

親「明日から空手あるからねー」我が家の習い事は、いつも突然始まってましたね

気づいたら、エーイ!ヤー!と叫びながら、正拳突きをしていたのです。しかも週2。

平日は夜の道場に行き、休日はどっかの高校生と合同練習。

スポーツ系の部活でよくある、差し入れのとき。みんなが練習後の飯は美味い!と食べている中こう思っていました。


「なんでここにいるのだろう?帰りたい」

一度そう思ったら、何とかしてサボれないか考え始めます。

休日の練習は、先生が迎えに来るからダメ。なら平日はどうだろう?でも練習しないと空手着が濡れないからバレる。

結論は、

行ったフリして、その辺で時間を潰し、水道で空手着を濡らす。

1ヶ月に2回は、この方法でサボっていた。

サボったときは、親への罪悪感があったが、

「親を悲しませずに、嫌な空手を休む」には、これしか思いつかなかったのだ。

あなたも習い事、サボった経験ありますか?

子供のため!の無理やりは、愛じゃない

もちろん、親が習い事をさせるのは、子供への期待であり、関心がある証拠です。

とても感謝しています。

けれど、1つだけ忘れないで欲しいものがあります。それは、

「子供の気持ちを聴くこと」

親のこうなって欲しい!という思いは素敵ですが、子供の気持ちを聴かないなら暴力に近いです。

少なくとも突然降ってくる習い事に、私はそう感じていた。

子供の心を置き去りにし、雑誌やTVで習い事ランキングを調べ通わせる。

子供の意見を聴かずに進めるのは、運良く個性にはまらない限り、身につく速度はひどく悪いものになります。

サボることや、嫌だなと考えることにエネルギーを使うからです。

最悪、自尊心を奪っていくこともあります。

習い事に行かないと親に怒られる、でも行きたくない、サボる。こんな私はダメな人間なんだと、考えてしまう

親が習わせたいものではなく、子供が自然に学びたいものに目を向けられないだろうか。

やってみるまで分からない。あとで好きになるかも。確かに、あるかもしれません。

しかし、習い始めた後、続けるのが当たり前ではなく、子供の気持ちもぜひ聴いてみて欲しいです。

実は親が喜ぶからという理由で、習い事をしているかもしれませんよ。

いつか子供ができたら、習い事の暴力だけはしたくない。

子供のころの習い事、あなたはどうでしたか?