世界初の女性医師!エリザベスブラックウェルの夢を叶える4つの要素
あなたは夢をどう叶えますか?
周りを見回すと、夢を叶える道に一歩近づこうと、有力者に会ったり、Twitterでフォローしてみたりと学びを求めています。
しかし、考えてみてください。
社会的に成功している人も、まだ人生の途中です。
最後まで成功し続けられるかは誰もわかりません。もちろん、現在有名な人に学ぶことも大切ですが、
人生を終えた人から学ぶことも重要です。
今回は、世界初の女性医師エリザベスブラックウェルから、夢を叶える4つの要素をご紹介します。
エリザベスブラックウェルってどんな人?
「誰もやったことないことをやりたい!!」
エリザベスブラックウェルが、3歳のときの言葉です。
子供のころは「パパ、私、強い女になるの!」と言い、自分から2日断食したり、冬に外で寝ようとしたりします。
どうしたら強くなれるか?をいつも考えて行動する、「周りから少し変わっている」といわれる女の子でした。
しかし、その信念を貫き、男性社会の19世紀アメリカで、
・世界初の女性医師
・衛生医学の確立
の2つを成し遂げます。
偉人はみなそうですが、一言でいうと極的に突き抜けた人です。
エリザベスブラックウェルの夢を叶える4つの要素
【誰もやったことないことをやると決意する】
誰もやったことのないことをする。
この言葉から、何を想像しますか?
・社会から外れた人
・現実を見てない人
・夢見がちな人
常識がなさそうと考えるかもしれません。
あなたが夢を叶えるため、最初に取り除くべき壁が「常識」です。
でも、夢がない場合はどうすればいいの?
安心してください。
誰もやったことのないことをする!と決意するだけでも、昨日のあなたとは意識が変わってきます。
エリザベスブラックウェルも、小さいころから世界初の女性医師になると決めていたわけではありません。
とにかく「誰もやったことがないことをしたい!」と考えて行動していたのです。
彼女の人生は、この決意からくる以下の3つの力があります。
・世の中の足りないものに気づく力
・周りの悪評に耐え抜く力
・本当の協力者に出会う力
エリザベスブラックウェルは、ある女性が男性医師に「体を見られたくない」という理由で、病気を治せない姿に直面し、医師になることを決意します。
大学時代は、女性の地位が低い中、なんで女がいるんだ?と文句を言われながら、猛勉強し、夢に向かっていました。
さらに、女だから解剖学は受けさせないと言われたときも、彼女を認めていた男子生徒に助けられ、受けられるようになったこともあります。
信念をもって生きる人には、常識では考えられない不思議な力があります。
現状、あなたが足りなくても、誰もやったことのないことをすると決意してみてください。
常識ではこうだ、あの人が言っていたなどのレールを捨てた、あなただけの人生を生きる力が出てきます。
【他人が力を抜くところでもう少しやる】
よし、今日は終わり!というときに、もう少しだけやっていますか?
アフター5の勉強だったり、専門分野のイベントに参加したり。普通の人がやる分+αを行う人が、夢を叶える確率がUPします。
エリザベスブラックウェルも、もう少しだけやる人でした。
大学でトップクラスの成績を残したのは、勉強量+彼女が「質問攻めのブラックウェル」と名がつくほど、教授に疑問点を聞いていたからです。
多くの人が、まあいいやと力を抜くところで、諦めずに行ったのです。
あなたも、普通なら力を抜くところで、もう少しだけやってみることが大切です。
【壁が出てきたら、面白くなってきた!と考える】
壁が出てきた・・・。
こんなとき普段のあなたは、
・めんどくさい
・面白くなってきた
どちらが先に浮かんできますか?
前者と後者の違いは、壁を乗り越える過程が楽しいか楽しくないかです。
めんどくさいと言えば、達成できても過程が楽しくないものになります。面白くなってきた!と言えば、過程が楽しくなります。
過程を楽しんで行うと、思わぬ奇跡も起こります。
最初、エリザベスブラックウェルは、女性というだけで大学に入れませんでした。
しかし「大変だけど、やりがいあるわ!」と諦めなかったのです。
そして、12の医学大に手紙を送り11回断られ、12回目で成功し、唯一の女学生として奇跡的に入学します。
壁が大きくても、乗り越える過程を楽しんだのが、エリザベスブラックウェル。
壁が出てきたときは、面白くなってきた!と考えてみましょう。
諦めていたときにはなかった、逆境への対処法が浮かんできます。
【挫折から自分の役割を知る】
自分は何をするために生まれたのか?
人生の中でも、大きな問いです。
人によって様々ですが、挫折経験から見つかるときもあります。
エリザベスブラックウェル一番の挫折は、片目を失い、外科医をあきらめざる得ない状況になったことです。
しかし、外科医の道を失くしたからこそ、「人生で何をすればいいの?」と悩みに悩んで、衛生医学という自分の役割を見つけます。
結果、病院の壁は白、掃除もして病気になる前に予防する、現代では当たり前になっている衛生医学を、初めてアメリカや世界に打ち出したのです。
私たちも、進路の選択を迫られるときは「私に何ができるのだろう?」と悩みますよね。
でも、それでいいんです。
1つの道が閉ざされたときは、ここじゃないよと神様から教えてもらっている瞬間と考えましょう。
人や出来事を通して、自分の役割を知るチャンスが来た証です。
挫折から自分の役割を知る、忘れないでください。
いかがでしたか?
たまには、人生を輝かしく生きた偉人から学ぶのも大切ですよね。
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