小さな秘密基地

YESのいい子卒業宣言!

22歳まで優等生、いわゆる「いい子」で生きてきた凡人が「個性と才能」を見つけ、自立するためだけのブログ

元の自分に戻るなら、朝9時に渋谷のカフェでラテを飲むといい。

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有給をとった日に、渋谷のカフェでラテを飲んだら、「元の自分に戻る」ことができました。

 

社員5人のWeb制作会社で働きはじめ、1年たったときです。

 

 

納期直前のプログラム変更に苦戦し、会社で2泊3日した翌日に「もうだめだ!休む!」と決意しました。

 

心に余裕もなく、忙しい、忙しいと人を気遣うこともできなくなっているときは、ラテを飲みながら景色を眺めると、自分を客観的に見ることができます。

 

今回は、忙しすぎて余裕がないときに、私がどうやって元の自分に戻ることができたのかを書こうと思います。

 

〇目次

1:朝9時に渋谷のカフェでラテを飲むと見えるもの

 1.1 自分もその中の1人だった

 1.2 一番なりたくない人になっていた

2:余裕がないのは普通じゃないよ

 

1:朝9時に渋谷のカフェでラテを飲むと見えるもの

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朝9時、渋谷のカフェでラテを飲むと、ものすごい通勤ラッシュが見えます。

 

「今日は重要なプレゼンだ!」「あ~仕事行きたくない。」「5時まで乗り切るか。」と様々な声が聞こえてきそうな光景です。

 

社会人は学生と違い、毎日が一生懸命で、余裕がありません。

 

もちろん、全力を尽くすのは悪いことではないですが、余裕がないと、他人のことを気遣うひまもなくなります。

 

朝9時のカフェでラテを飲み、余裕のない通勤ラッシュを見て、こう思いました。

 

1.1 自分もその中の1人だった

せかせかと歩く通勤ラッシュを見て気づくのは、「自分もその中の1人」だったということ。

 

そんな風景を見ながら、「この人、最近忙しいのかな」「あの人、余裕なさそう」と自然と考えているとき、ふと思いました。

 

「最近、人のために何かしたことあったっけ?」

 

入社前はワクワクしていたんです。

プログラマーかっこいいじゃん!ライターもできるっておいしい!社員数5人っていいな、と心が躍っていました。

 

けれど、働いて1年後には、出勤、退社、自分の時間、出勤を繰り返しすぎて「自分のことしか考えられない人」になっていたのです。

 

どんなに仕事を頑張っていても、人のために何もする気が起きない

それって、ものすごくかっこわるいなと情けなくなりました。

 

今考えると、兆候はすでにあったんです。

 

部屋に脱いだ服が散らかっていたり、ほこりがたまってるのに気付いてるけど何もしなかったり。

 

そのせいか、仕事も受け身になって上手くいかなくなったりしていました。 

 

余裕がないと、自分のことすらまともにできないんですよね。

 

 

1.2 一番なりたくない人になっていた

本当にショックで、鮮明に覚えている瞬間があります。

 

3月の新入社員が心の準備を始めるシーズン、4月から働く後輩と話しているときのこと。

 

「社会人ってどんな感じですか?」と聞かれ、「毎日出勤、夜も遅いし大変。学生のころに戻りたい」と言ってしまったんです。

 

体の力が抜けていきました。

 

忙しい忙しいばかり言う人には絶対ならないぞ。

おれは社会人の楽しさを伝えられる人になる!と決意して飛び出したのに、1年たったらこのざまかと。

 

いつのまにか、一番なりたくなかった「社会の厳しさしか伝えない人」になっていたんです。1年間何をしていたのかと悔しくなりました。

 

心に余裕がないと、自分の苦痛ばかりを人に伝えてしまうんですね。

気を付けないと。

 

2:余裕がないのは普通じゃないよ

自分らしさを言葉にするとなんだろう?

 

私の場合は、星空や植物、草むらの虫をみて「よ、みんな元気にしてるかい?」と言えるくらいが自分らしいときです。

 

余裕がないときの自分って、1つのことしか考えてないと思います。

 

自然を感じたり、人に優しくしたりする心が犠牲になって出来上がる、それが余裕のない自分。

 

余裕がなくて、せかせかしてるのはやっぱり普通じゃないです。

元の自分は、もっと余裕があって、何事も楽しそうにする姿です。

 

たまには、通勤バッグを置いて、軽快な服装で、朝9時にカフェでラテを飲みにいってはいかがですか?

 

仕事に追われる日々から、元の余裕ある自分に戻る時間って、本当に大切です。

余裕をもつと、新しいものを見つけたり、楽しんだりできます。

 

本来、周りは楽しいことでいっぱいですからね。

いつもの場所を違った視点から眺めると見えるあなた、探してみてください。 

 

それでは、また会いましょう。